ハワイ島のヘイアウ
ヘイアウとはハワイの寺院のことで、神聖な場所と考えられてきた。
1819年にカメハメハ大王2世がカプを廃止したことによって、ヘイアウの存在意義が変わったとされる。
その後、ほとんどが壊されているが、今でも史跡として保存されている。
*カプとは宗教上の戒律のこと。
Mo'okini Heiau
行き方:HWY270の20マイルマーカー付近から Upolu Airport 方面への道入る。
空港の手前(入り口の前)を左折し、突き当たりまで進む。
周辺地図:Google Maps
今から1500年前、西暦480年頃に建てられたヘイアウで、Ku (戦いの神)に捧げられたもの。 その後、11世紀から12世紀あたりに Pa'ao という人物に手に渡っている。 Pa'ao はタヒチ諸島からやって来て、混乱状態にあったハワイ社会を立て直したとされる人物で、kapu という宗教上の戒律となるシステムを導入した。 kapu によって多くの人がこのヘイアウで生け贄として捧げられたという。
建物には石材が使われたが、一説ではこの石は14マイルも離れた Pololu Valley(ポルル渓谷)から手渡しで運ばれたと言われている。
ウポル空港からヘイアウまでの道のりは2マイルほどしかないが、路面は土で状態は良くない。 雨が降った後だと、水たまりができるため、たどり着けないこともある。
Kamehameha Akahi Aina Hanau Heiau
行き方:上記の Mookini Heiau から更に奥へ進む。
周辺マップ:Google Map
ハワイ諸島を統一したカメハメハ大王の生誕地と言われる場所。 1858年にこの周辺で生まれたとされている。
Puukohola Heiau
行き方:HWY19からHWY270へ入りすぐ左。
周辺マップ:Google Maps
Puukohola Heiau National Historic Site として NPS(National Park Service)に管理されているヘイアウ。
1790~1791年にカメハメハ大王によって建てられたヘイアウで、ハワイの統一に関係した場所として知られている。 カウアイの聖職者に、ハワイを統一するためには Kawaihae(カワイハエ,この地域の名前)にヘイアウを造り、戦いの神に捧げるよう助言されたと言われている。
Mailekini Heiau
Pu'ukohola Heiau と海岸線の間にある斜面にあるヘイアウ。
Hale-o-Kapuni Heiau (Shark Heiau)
Shark Heiau(サメのヘイアウ)と呼ばれている。
Hale O Mono Heiau
行き方:HWY19の97と98マイルマーカーの間の道を海に向かう。
周辺マップ:Google Maps
コナ国際空港とカイルアコナの間にある Aiopio Beach(アイオピオ・ビーチ)近くにあるヘイアウ。 ホノコハウ湾の南端に位置する。
ヘイアウに詳しくなる
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ハワイの神話と伝説
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